脳の病気は早期発見が大事~定期的に検診を受けましょう~

精神病の原因と脳の働き

笑顔の男の人

原因を正しく把握すること

精神病の研究がどんどん進み、発症の原因が徐々に明らかになろうとしています。その原因でだいたいの精神病に共通している点が、脳の病気であるということです。それはなぜかというと、脳の働きとストレスが関係しています。精神病はストレスを強く受けると発症してしまうのですが、このストレスに感じてしまう働きが脳の神経です。つまり、脳の神経伝達物質の働きが乱れてしまうと、心や体にさまざまな症状が出てしまうのです。例えば、うつ病や統合失調症も脳の病気と大きく関係があります。昔はこのような病気を含め、精神病は心が弱い人になりやすいという見方が強くありました。今でもそう思ってしまう人もたくさんいますが、それは本当の原因を知らないための誤解です。どんな人でもなりうる可能性があるのが精神病の脳の病気で、医療ではそこを重視して治療を行っているからです。確かになりやすい人は、ストレスに弱い性質をいくらか持っているのかもしれません。しかし、遺伝や育ってきた環境なども大きく影響するので、原因はそれだけではありません。脳はあらゆることに敏感に働いています。そして、脳の病気であるため、そこに改善の方法があるということを示しています。医療はそういったところに力を入れ、患者の改善に向けて努力を務めているのです。

脳の働きを整える

この脳の病気の治療としては、神経伝達物質の働きを正常に戻していく方法があります。うつ病であれば、セロトニンが不足していることにより起きると言われています。セロトニンは幸福を感じ取る成分で、これが不足するとマイナスの感情を持ってしまいます。そのため、投薬でセロトニンを増やしていけば、再び健康的な感情が戻る可能性は十分にあります。効果が出るのに時間がかかったとしても、投薬を続けることにより、症状が次第に落ちついてくるかもしれません。こういった方法から、脳の働きを整えていくのが、精神病の治療の基本です。これに加えて心理療法などを行えば、ストレスを上手に受け止められる意識が身につく可能性も出てきます。そして、本人の心が弱いから病気になってしまったと思ってはいけません。脳の病気だという事実を意識することで、その受けとめ方もだいぶん違ってきます。決して、自分のせいだとは思わないことと、周りからそういう誤解を受けても気にしないのが大切です。このように、精神病は専門の病院で治療を受けていくと、治る見込みが十分にあることが分かります。ストレスを感じて心や体に異変を感じるようであれば、脳の病気であると意識して、治療を積極的に受けていきましょう。

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